訃報
最近メディアから悲しい知らせが相次いで流れてきましたが、ついに身近なところからも、、
昔お世話になった先生が65歳という若さで4月下旬逝去されたと数日前に知り、
驚きといくつかの思い出が蘇ってきて茫然としています。
Cb奏者の先生で、最初の大学で4年間副科でお世話になりました。
副科の楽器を4つ履修しなければならず、Vnやフルートは定番ですが他に何を選ぼうかと考え、女子校を卒業したばかりの私は講師一覧の顔写真を見て一番かっこいいからという理由でコントラバスも選択。
写真通り、いや、写真以上にかっこいい先生だったので4年間続けられました、、
しょうもない理由で先生ごめんなさい;;
でも本当に'理想のお父さん'という佇まいで大変素敵でした。
正直初めはコントラバスに興味は無かったのですが、先生のおかげでボッテシーニやドラゴネッティなど
Cb専攻者しか知らないような作曲家、曲について教えて下さったり、
今でもよく覚えているのがフラジオ奏法で実際に鳴っている音を記譜した表を作成するのに協力して頂き(全部奏してくださいました)、今でもその表は大事にとってあります。
たしかコントラバスの曲を書いて先生に弾いてもらおうと考えていたのを
結局断念してViolaの曲に変えたんだったかな、、?
最後に先生とお話したのは私が名古屋の大学を卒業して上京後、
オーチャードで名フィル東京公演があったその帰り道…
ご冥福をお祈りいたします。
人は当たり前のようにずっと居てくれるわけではないのだと思い知らされると、
今のうちに会いたい人に会って、行きたい場所に行って、悔いのないように生きようと引き締まります。
嫌な人・物事に貴重な時間を浪費している場合ではないですね。
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