受験生のための…
下記画像は、おそらく日本で一番難しいと言っても過言ではない聴音課題を毎年出題する藝大のアノ専攻の過去問から…
つい先日受験生のレッスンで実施してみましたが、さらに対策を練らないと、、という状態;(出題者や審査する側も完璧に書き取れる人はいるのかどうかというのが実状だと思います…多分いないのでは)
なんでこんな難解にして意味のないことを?と思われそうですが、
定員2名となると、人数を絞るため+*勘違いな人を入学させるわけにいかないため には
こういう課題を出さざるを得ない事情も汲み取れます。。
*楽器と違い指揮はやろうと思えば誰でも出来るので、極端な話、楽譜読めなくても運動神経が良くてモノマネが上手いだけの人でもそれなりに振れてしまうため、基礎能力試験で合格基準に達している必要があります(藝大の場合)
レッスンで使用する課題作成の参考にするため年度別に写譜していると、作り手のクセを感じ取れて、出題傾向がなんとなく掴めてきます。
しかし弾きにくい、、
私が学生の時もでしたが、意外とピアノ弾けない人が作曲科に多かった。
弾けなくても頭はいい人が多いので理屈をもとにピアノ無しで脳内で作ってそのまま書いている、モロにそんな感じの課題、、
(弾けないって全く弾けない事でなく最低限副科ピアノは弾ける程度という意味です)
規模の大きい作品ならともかく、こういうのは弾いて確かめてから記譜してほしいですが、弾きにくさ=書き取りにくさ を意図しているなら課題としては成立しているのでしょう。。
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