感染症で夭逝した邦人作曲家と雑感
YouTubeで発見した懐かしい映画。。
26年前ぐらい?小学生の時に観てハマった滝廉太郎物語。
https://www.youtube.com/watch?v=jM19Xe_03wo&t=5984s
内容にハマったというよりは、この映画の中でシューマンの6つの間奏曲から第1番を弾くシーンがあり、小学生の私はなぜかこの曲にどハマり。。
その後音大進学してからも好きだったと思いますが、なぜか今聴いてみると冷めてしまっていて(シューマンに失礼)、なぜこの曲をあんなに好きだったんだろうと(大変失礼;;)、まるで恋愛あるあるみたいな気持ちに…
映画の影響で小学生ながらに大学は音大行こうと漠然と進路を決めましたが、中学入って間もなくスルタノフをナマで聴き、ピアノ科はやめようと即行思いました。笑。
スルタノフ並みに弾けないとプロで生きていけないと思ったからなのですが、大人になってから実際の音楽界はそうでもないとわかり、、略。
滝廉太郎に特に関心があるわけではないですが、明治時代にドイツへ留学して日本音楽界の発展に寄与された功績は甚大ですね。
本場に比べると日本やアジア圏での歴史はまだ浅いクラシック音楽ですが、短期間で西洋人を凌駕する日本人音楽家がたくさん輩出され続けています。
今年4月にムーティが来日した時、オケの精鋭の皆さんがひれ伏すように賞賛して崇めていたのが印象的だったのですが、これだけ技術と感性を持っている人たちなのだからもっと自負心持って対等に張り合ってもいいのでは…と感じたのが正直なところです。
過度な「おもてなしと謙遜」は文化の違う相手にはしなくて良いというのが私の個人的な経験に基づく持論です。これは海外に限らず日本人同士だとしても、地域や教育が違えば少なからず必ずあると思います。
話を戻し、、
小中学生のレッスンをするといつも、その吸収力の凄まじさに驚くことがよくあるのですが、こういう多感な時期に目にするもの耳にするものはその後の人生まで影響あるなぁと
26年ぶりにこの映画を観て再認識したのでした。
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